去る12/5（土）、情報セキュリティマネジメント試験を受験してきました。
今年受けた試験の中でもかなりイレギュラーな対応、というか二転三転の内容でした。
（経緯）
4月に開催予定
→緊急事態宣言により中止。
→事前に支払っていた受験料が全額返金
→10月の試験に申し込み
→10月開催分は会場確保の観点からなのか真相はわからないが、
・情報セキュリティマネジメント試験
・基本情報技術者試験 の2つの試験が延期。
→再び事前に支払っていた受験料が全額返金。
→12月、1月にかけて上記2つが実施されることと、テスト形式の変更（ペーパー→CBT形式）との発表。
CBT形式への変更は当初の予定であればもっと先の話だったと記憶しており、図らずも前倒しになりました。CBTはテストセンターへ行き、パソコンのモニタで問題を見てパソコンに解答を入力する言わばe-learning形式に近いテスト手法です。
＜申し込み＞
試験の実施はプロメトリックという団体にゆだねられており、専用サイトにメアドを入力しIDを取得しました。希望する試験地と試験日を入力すると、試験可能な会場が提示されました。早めに受験したかったので試験日に12/5を希望すると、池袋会場を示されました。
＜勉強法＞
この試験は平成28年からの比較的新しい試験なので、過去問も５，６年分のみ。一通り解ければ本番も問題なかろう、ということで、公式サイトから過去問をプリントアウトしひたすら解きました。過去問を解き、不正解、わからないところはネットで調べて知識の穴を埋めていく具合で進めました。午前問題は4択の知識を問う問題、午後問題は知識2割、残り8割は読解力を問われます。午前問題の勉強内容で知識を蓄え、午後問題は読解力と知識を合わせて解答を導くイメージです。かなり長文の文章題なので、出題形式に慣れることが一番の対策になると思いました（※出題形式は割とワンパターンです）。あとは頭を使うので前日しっかり寝る。過去問は合計1.5周ぐらい回しましたが、7～8割解けるようになっていました。
＜試験当日＞
試験は11:30開始に対し、池袋に7時半に到着。試験会場近くにコメダ珈琲があったのでモーニングをしつつ、試験前の最終仕上げに取り掛かりました。土曜の朝なのにコメダはかなりの賑わいでした。試験会場はかなりわかりにくかったです。言葉で示すと、「池袋西武の無印良品とその脇の駐車場の間に入っていく」なのですが、無印と駐車場が別々の建物としてあるわけでなく、巨大な一つの建物の1Fが無印と立体駐車場に分かれており、それらを隔てた壁に沿って中に入っていくと、会場につながるエレベータが見えてくる、というものでした。
会場は別館８、９Ｆの池袋コミュニティカレッジ。受付であらかじめ印刷した受験票と個人証明書（免許）を提示し、椅子に座って呼ばれるのを待ちました。このタイミングですでに携帯の電源を切り、腕時計も含めてカバンにしまうことを促されました。「残り時間どうやって測るの？」という質問に対しては「テストのモニタに残り時間が表示されるのでそれをみて」とのことでした。試験時間になると私を含め４～５人が呼び出され、テスト会場へと案内されました。部屋は大学のPC室みたいな雰囲気で、長机にPCと椅子が複数台並び、ラーメン一蘭のように隣席と仕切られていました。
<試験の感触(CBT)>
午前問題
CBT形式で操作の心配がありましたが、画面左に一問ずつ、右に解答欄（ア～エ）が表示される形式でした。問題文も長文ではないので、左の問題をみて右の欄に解答を入力し、終わったら次ページのボタンを押して次の問題を解く、という非常に解き進めやすい形式だったように思います。怪しい問題にはフラグ（チェックマーク）をつけることもできるので、後で見直すことも容易だし、「確実に解けたのは何問あるか」のカウントも簡単にできました。
午後問題
午前と同じく左に問題、右に解答をするスタイルは変わりません。しかし、問題文と設問文を切り替えつつ読み進める仕様になっており、わりと面倒くさかったです。これに関しては問題文も設問文も長文になるので、致し方ないところでしょう。ペーパーテストでもあちらとこちらのページを行き来する作業をしますが、それが輪をかけて面倒くさくなった印象でした。配布されたメモ用紙に設問文を書き写してPC画面とメモ用紙を見比べて解答しました。
<結果>
試験終了後、スマホに試験結果を通知するメールが届きました。ともに8割以上とれてるので、まー問題ないでしょう。結果発表が早いと次の予定を立てやすくなるので大概の択一筆記試験はみんなCBTにすりゃいいのにね。
